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Tesoro

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1990年のSan Giusto a Rentennano の Vin Santo

これは僕が2002年にイタリア修行の最初の地、

フィレンツェから一度帰国した時に買ってきたもの。


長年の戦友の古澤君が試飲会で凄いVin Santoがあるから

試飲した方が良いよと教えてくれ

感激したので街中の酒屋を探してやっと買えたもの。



決まりは無く、いつか良い時が来たら開けようとしまいこんでおいたら

ラベルも剥がれて色は随分と濃くなり濁りも出てしまった。


そんなVin Santoをトラモンターナ初の3連休を取った先週の休みに、

公私共々この1年間ずっと一緒に頑張ってくれた妻と二人で

開けてみました。



25年物のVin Santo・・・

この濁りは澱なのか傷んでるのかと不安になる感じでしたが、


香りは・・・素晴らしい!


恐る恐る口を付けてみると・・・やはり味も素晴らしい!!!


でも、あの時感激した優しいけれど濃厚な旨みを持ち

まだ若く芳醇で蜂蜜に近いような甘味とは違った。


今も尚、優しさと濃厚さは持っているけれど

若さは無く、でも枯れずに深みが増したなんとも言えない複雑な旨味に変わっていた。



あの時単純に自分の華々しい時に開けようと思っていたVin Santo

あれから13年間が経ち

その間に色んな出来事があって

今もまだ、若き日に思い描いた華やかな日々ではないけれど

今このタイミングで開けようと思った事に納得させられる素晴らしいワインだった。



そして、もうすぐトラモンターナがオープンしてから1年になります。

今まで応援してくれた先輩、家族、友人達、

お世話になった様々な方面の皆様、

そして誰よりもいつも僕を支えてくれている妻に感謝!
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by sicilianima | 2015-08-24 01:56 | Storia  

Amicizia

ぼなせーら!

昨年、トラモンターナのオープン前に

トラモンターナ名付けの親の居る「アンティーカ・フィランダ」に

オープンの挨拶に行った時の事です。


妻と二人で食事を始めると、友人のトニーノが私達が来たのを聞きつけて

こっちに向かっているからというので前菜だけ食べて待っていると、

トニーノ家族とそのおじさんのニーノ夫妻が駆けつけてくれました。


大人数での食事を再開しプレゼントを貰ったり

僕らもお土産を渡したりと皆でワイワイやっていると、

ニーノおじさんは早々と食べ終えて隅のほうでなにかを始めました。


数分後に気が付くと、

新品の布ナプキンを貰ってそこにボールペンで絵を書いていました。


どうやらそれはニーノが想像で書いたトラモンターナのある街で

これから僕らが開くトラモンターナ、妻と結婚する教会、

僕らの家、などなどを想像して書いてくれたのですが

驚くほどの腕前でした!


そしてそこにみんなのサインを入れてプレゼントしてくれたのです!


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ずっと額に入れて飾ろうと思っていたのを出来ずにいたのですが、

やっと本棚の上に飾りました。



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僕らがシチリアに来たことを聞きつけて、

仕事の後に急遽駆けつけてくれたとは思えないほど

熱い歓迎の夕食会の後の記念撮影!

作者のニーノは向かって一番右のぽっちゃりしたおじさんです。




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そしてもう一枚新たに飾られた額は



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もうすぐ20年来になる友人夫妻が、毎年イタリアに行く度に買ってきてくれるお土産の

最新版!

1958年4月のLA CUCINA ITALIANA の379ページ

Olio Sassoの広告!

魚好きの僕に合わせて素敵なお土産なので、

TRAMONTANAの差し色の赤の額に入れて飾りました!

こうやって支えてくれている皆様によって、

TRAMONTANAは徐々に作られて

また進化して行くのでした!
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by sicilianima | 2015-07-01 00:16 | Storia